壁紙貼替したいけど、どんなクロスがあるの??何を考えればいいの??そんなことについて書きました。
どうも、カズボンです。
リフォーム記事第一回目!!
ということで今回は壁紙について。
壁紙、通称クロスと呼ばれる材料を貼替するとき
何をしたらいいのかについてです。
築20年...壁紙が汚れてきたな、貼替の時期かなぁ
と思っておられる方に対してのお話になるかもです。
1.クロスってどんな種類があるの??
大きく分けて2種類のクロスがあります。
①量産品クロス
②1000番台クロス
それぞれのメリット・デメリット
●量産品(サンゲツのSPなど)メリット・・・比較的分厚い生地なので貼替した後に凹凸が表に出にくい。リフォーム向き。
デメリット・・・柄に面白みがなく白系統の標準的なものが多い
◆大量に貼替るには適していますが、部部的にアクセントで強調したい場合は柄がないかもしれません。
●1000番台(サンゲツのFINEなど)メリット・・・様々な色柄、機能性に優れたものが多い。アクセントで印象的に見せたり個性が出しやすい。
デメリット・・・生地が比較的薄いため、貼替をした後に下地の凸凹が表面に出やすい。下地がきれいな新築にはよく使われる。
◆本当に種類が多いです。中級品クロスとも呼ばれていて、生地も比較的丈夫で消臭・調湿効果があるものや材質が特殊なクロスがあります。
2.貼替るときの注意することは??
1番ではクロスの種類を説明しました。
次は貼替るときの注意点。特に完成後仕上がった後に気づくような注意点です。
●貼替た後の凸凹
リフォームの場合は貼る前に既存のクロスをめくります。
その時に前のクロスの裏紙が壁に残ってモケモケしてしまうのです。
すると、裏紙の凹凸を貼替た際に拾ってしまうことがあるので
ツルっとした柄を選ばれると表に出た凸凹が気になるかもしれません。
リフォームの際は凹凸がくっきりしている物や、分厚いクロスをオススメします。
●貼替してから半年以降に気になること
クロスは時間が経つと、隙間が見えてくることがあります。
どこの隙間かといいますと
クロスとクロスの貼合わせの場所、通称ジョイントと言われる部分が開いてきます。
一般的にクロスというのは幅が900㎜(90㎝)のものを貼っていきます。
ですので、90㎝ごとに見えないジョイントがあり、そこが開いてくる可能性があります。
クロスはビニールクロスとも言い、ビニールも入っていますが
やはりメインが紙ということで日本特有の湿気・温度差に反応してしまいます。
橋や鉄道の線路ですら温度差で伸縮するぐらいですので、クロスも当然のように伸縮します。
※どうしても黒い筋が通ると気になる方には別の記事で誰でもできる補修方法を伝授させていただきます。
●貼替後の空気の膨れ
これは、触らないでください。
余計に酷くなります。
クロスは貼替た当日は、クロス糊が完全に乾燥しておりません。
2.3日もしくは1週間ほど待っていれば糊が乾燥し、クロスが突っ張り空気膨れがなくなります。
もし、どれだけ待っても空気膨れが無くならない場合は職人さんのミスかも...
3.家具などどけるべき??
家具はどけましょう。
壁に家具がひっついていては貼替ができません。
工事期間中は家具を部屋の中央に寄せたり、職人さんが移動させても大丈夫なように
割れ物などは別で保管して管理しましょう。
それが出来ないと、壁紙のリフォームは無理です。
4.工事期間はどれくらい?
リフォーム会社やクロス屋さんに採寸してもらって何mあるのか分かると思います。
工事期間もその時に教えてもらえるとは思いますが、施工事例として参考になれば
●2階建て戸建 全面貼替 250m貼替 ※家具なし
最長 約6日(職人さんが1日1人で貼替した場合)
◆1日目・2日目:既存クロス捲り、下地調整
◆3日目~6日目:クロス貼り(1日約60mほど)
参考ですが、1日に入る職人さんに人数によって3日で終わったり
家具を置きながら施工して1週間以上する場合もありますので、契約された業者と相談されるのがベストですね。
5.まとめ
クロス貼替するのにはこれくらい考えてからリフォームされた方がいいかもしれません。
正直、お部屋が散らかっておられるお家はしんどいかもしれませんが、期会があれば
チャレンジしてください!
その他質問があれば、コメントにどうぞ。
以上。